パイプライン
抗がん剤 リゴセルチブナトリウム SyB L1101 / SyB C-1101
概要

「SyB L-1101(注射剤)/ SyB C-1101(経口剤)」(一般名:Rigosertib Sodium)は、ユニークなマルチキナーゼ阻害作用(がん細胞の増殖、浸潤及び転移に関与する複数のキナーゼを阻害することによりがん細胞を死に至らしめる作用)を有する抗がん剤で、現在オンコノバ・セラピューティクス社(本社:米国ペンシルベニア州、以下「オンコノバ社」)により米国及び欧州において、骨髄異形成症候群(MDS)、及び固形がんを適応症として開発が進められています。
シンバイオ製薬は、オンコノバ社との間で、本剤の日本及び韓国における独占的開発権及び販売権を取得するライセンス契約を2011年7月に締結し、現在、再発・難治性の高リスクMDSを適応症とした注射剤の開発と高リスクMDS(アザシチジンの併用による)及び輸血依存性の低リスクMDSを適応症とした経口剤の開発を進めています。
今後は、海外での臨床試験の進捗を踏まえ、固形がんへの適応拡大も進めてまいります。

骨髄異形成症候群(MDS)は、近年患者数が増加している血液細胞の悪性腫瘍化の前病態であり、高齢者に多く発症し、白血病に移行する可能性が高い難治性疾患であり、優れた治療薬がないため医療ニーズが極めて高い治療領域のひとつです。

骨髄異形成症候群(MDS)のお話