患者様・ご家族の皆様へ
骨髄異形成症候群(MDS)のお話
5. MDSのリスク分類

病気の経過(予後)を予測するための方法として国際予後判定システム(International Prognostic Scoring System:IPSS)が広く使用されています。IPSSでは、骨髄における芽球の割合、染色体異常、血球減少を点数化し、その合計点に応じて4つのリスク群(Low、Int-1、Int-2、High)に分類しています。MDSの予後は、病型によって異なることから、リスク分類を行い治療方針が決定されます。

IPSS表
● 血球減少
好中球減少 1,800/μL未満
貧血:ヘモグロビン10g/dL未満
血小板減少 10万/μL未満
● 核型
良好:正常、20番染色体長腕部欠失、Y染色体欠失、5番染色体長腕部欠失
中間:その他
不良:複雑(3個以上)、7番染色体異常
リスク分類表

Greenberg P, et al. Blood. 1997;89(6):2079-88
転載許諾済み